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大岡春卜 おおおか しゅんぼく

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美術人名辞典の解説

大岡春卜

江戸中期の画家。大坂生。名は愛翼・愛董・雀叱、別号に一翁・翠松がある。初め狩野派画家として名を知られ、嵯峨親王に厚遇された。のち元明画を研究して法眼に叙せられる。絵本の挿絵が得意で、『明朝紫硯』『画巧潜覧』等の著書がある。宝暦13年(1763)歿、84才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大岡春卜 おおおか-しゅんぼく

1680-1763 江戸時代中期の画家。
延宝8年生まれ。師につかず狩野(かのう)派の画をまなぶ。享保(きょうほう)20年法眼に叙せられ,のち大覚寺の門跡につかえる。代表作は妙心寺霊雲院の障壁画など。絵本作家としても知られた。宝暦13年6月19日死去。84歳。大坂出身。名は愛翼,愛董。別号に雀叱,一翁など。号は春朴ともかく。編著に「明朝紫硯」「画本手鑑」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

大岡春卜

没年:宝暦13.6.19(1763.7.29)
生年:延宝8(1680)
江戸中期の画家。大坂の人。名は愛翼,愛董。別号は雀叱,翠松など。独学で狩野派や明清画を学び,大覚寺性応門主の庇護を受け,京都を中心に活躍。享保20(1735)年には法眼位を得,大覚寺の坊官となった。作例に妙心寺霊雲院の障壁画があるが,むしろ画本(絵を描くときの手本)作家として知られ,その著『明朝紫硯』(1746年刊,中国の画譜『芥子園画伝』を翻案した初期の色摺版画),『画本手鑑』『画巧潜覧』などは,当時,画に志す人々を大いに刺激した。

(星野鈴)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大岡春卜
おおおかしゅんぼく

[生]延宝8(1680).大坂
[没]宝暦13(1763).6.19. 大坂
江戸時代中期の画家。名は愛董,号は一翁,朴翁など。初め独学で狩野派を学び,のち法眼となる。当時流行した絵本類の挿絵画家として大坂で活躍。鳥羽絵,彩色刷の画譜を創始。特に『画巧潜覧』 (1740) はじめ多くの画譜を制作して文人画の発達に寄与。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の大岡春卜の言及

【鳥羽絵】より

…略画的タッチで人物や動物などを滑稽に描く。大坂の狩野派の大岡春卜筆といわれる《軽筆鳥羽車》3冊本(1720)は古例に属する。鳥羽絵はまず大坂で流行し,《絵本水や空》(1780)や《絵本古鳥図賀比》(1805)の作者松屋耳鳥斎が代表的。…

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