大日本スクリーン製造(読み)だいにっぽんスクリーンせいぞう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大日本スクリーン製造」の意味・わかりやすい解説

大日本スクリーン製造
だいにっぽんスクリーンせいぞう

精密機器メーカー。1868年に京都で創業した石田旭山印刷所を前身として 1943年設立。設立当初は,製版用各種カメラ,焼き付け機,アーク灯などを生産,写真製版機器の総合メーカーとして成長した。その後,エレクトロニクス分野にも進出,電子色分解機,自動製図機半導体関連機器などの製造,販売も行なう。1999年印刷機器部門のてこ入れのために小森コーポレーション提携。2006年半導体関連コーターデベロッパー(塗布現像装置)事業部門を分割し,SOKUDO設立(2013完全子会社化)。2014年10月持株会社制に移行,SOKUDOを承継会社とし,商号をSCREENホールディングスとした。

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百科事典マイペディア 「大日本スクリーン製造」の意味・わかりやすい解説

大日本スクリーン製造[株]【だいにっぽんスクリーンせいぞう】

大手印刷製版機器メーカー。1934年石田敬三が写真製版用ガラススクリーンの国産化に成功。1943年大日本スクリーン製造として設立。1960年代以降エレクトロニクス分野に積極展開し,現在は電子画像処理機器・半導体および液晶製造装置を主力事業とする。本社京都。2011年資本金540億円,2011年3月期売上高2549億円。売上構成(%)は,半導体機器68,FPD機器13,メディアアンドプレシジョンテクノロジー19。海外売上比率79%。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「大日本スクリーン製造」の解説

大日本スクリーン製造

正式社名「大日本スクリーン製造株式会社」。英文社名「DAINIPPON SCREEN MFG. CO., LTD.」。電気機器製造業。昭和18年(1943)設立。本社は京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神北町。電子工業用機器・画像情報処理機器の製造・販売を行う。とくに半導体・液晶製造装置が主力。印刷製版出力装置など印刷機器も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード7735。

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