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大政翼賛会の外郭団体。略称翼壮。大政翼賛会が政治力を後退させたのに対し,軍部などの働きかけで1942年(昭和17)1月発足,翼賛運動の実践部隊となった。団員数は130万人に達した。選挙などを通じて政治的発言力を強め,既存の政治勢力を攻撃し,地方官庁などと対立することもあった。45年国民義勇隊の結成にともなって解消。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…こうして翼賛会は,内務官僚と警察が主導権を握る上意下達の行政補助機関となった。ついで東条内閣は,42年1月16日大政翼賛運動の実践部隊として大日本翼賛壮年団を結成,4月30日には翼賛選挙を実施して翼賛議会体制を確立し,6月23日には大日本産業報国会・農業報国連盟・商業報国会・日本海運報国団・大日本婦人会・大日本青少年団の官製国民運動6団体を翼賛会の傘下に統合し,8月14日には部落会・町内会の会長を翼賛会の世話役に,隣保班長・隣組長を世話人とすることを決定した。ここに翼賛会と地方行政組織の一体化が完成し,天皇制ファシズムが体制として確立した。…
…青壮年による大政翼賛会の外郭団体。正式名称は大日本翼賛壮年団(翼壮)。大政翼賛会が治安警察法3条にいう公事結社(非政治的団体)と認定され,国民政治力の結集に失敗したため,ナチスの親衛隊にヒントをえた陸軍省軍務局長武藤章らが黒幕となり,大政翼賛運動の実践部隊として1942年1月16日に結成された。…
※「大日本翼賛壮年団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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