大紫(読み)オオムラサキ

デジタル大辞泉 「大紫」の意味・読み・例文・類語

おお‐むらさき〔おほ‐〕【大紫】

(大紫蝶)タテハチョウ科で最大のチョウ。はねの開張9センチくらい。色は黒っぽく、雄では前翅紫色光沢があり、赤・白・黄色の斑紋散在クヌギなどの樹液に集まる。幼虫エノキの葉を食べる。昭和32年(1957)、日本昆虫学会により国蝶こくちょう(国を代表する蝶)に選定された。
ツツジ科の常緑低木。花は5月ころ咲き、濃紫色で大輪公害に強く、造園によく使われる。

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精選版 日本国語大辞典 「大紫」の意味・読み・例文・類語

おお‐むらさきおほ‥【大紫】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科ツツジ属の常緑低木。ケラマツツジキシツツジあるいはリュウキュウツツジ交配に由来する。園芸種で、今では庭園、公園などに広く植栽される。株は高さ一~三メートルになり、全体に丸みを帯びる。葉は枝先に集まってつき、革質の狭長楕円形で、長さ六~九センチメートルになり、若枝とともに毛がある。五月頃、枝先に二~三個の紅紫色で上面に濃紫色の斑点のある花を開く。花冠は径約一〇センチメートルになり漏斗形で五裂する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大紫」の解説

大紫 (オオムラサキ)

学名Rhododendron oomurasaki
植物。ツツジ科の常緑低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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