大舞台(読み)オオブタイ

デジタル大辞泉 「大舞台」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぶたい〔おほ‐〕【大舞台】

大きくてりっぱな舞台
俳優の堂々とした演技
自分力量を存分に発揮できる、晴れの場所檜舞台。「一度大舞台甲子園に出てみたい」
[補説]3は、「だいぶたい」と読むこともある。

だい‐ぶたい【大舞台】

おおぶたい3

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大舞台」の意味・読み・例文・類語

おお‐ぶたい おほ‥【大舞台】

〘名〙
① 大きくてりっぱな舞台。壮麗な舞台。転じて、俳優のすぐれた演技をいう。
俳諧・飛梅千句(1679)賦漬何誹諧「前銀かってわたる秋風〈西里〉 大舞台花紫の衣裳つけ〈西伊〉」
② 広大な活躍の場。また、世の注目を集めて存分に力量を発揮すべき場所。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文一一「あめりかの大舞台(オホブタイ)でカリホルニヤの山を堀って」
※日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉第三回戦、慶応勝つ「彼は器用であるが此大舞台(オホブタイ)の初お目見得であるからいくらか固くなってゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android