デジタル大辞泉プラス 「大阪新報」の解説 大阪新報〔1877年創刊〕 1877年12月に大阪で創刊された新聞。「大阪日報」の平野万里が社主・西川甫との利益配分を巡るトラブルにより、有力社員を引き連れて退社し、第十三国立銀行支配人、斎藤景則の支援を得て創刊。言論弾圧対策の身代わり紙として「大阪毎朝新聞」があった。1884年1月廃刊。1900年、「大阪商業新報」から改称して創刊した同名の新聞とは異なる新聞。 大阪新報〔大阪商業新報〕 日本の新聞のひとつ。1890年創刊の「大阪商業新報」を、1900年10月に改称したもの。1877年、元「大阪日報」の平野万里が創刊した同名の新聞とは異なる新聞。政友会の機関紙的存在で、1903年2月から1906年1月までは原敬が社長を勤めた。1922年、東京の「都新聞」と合併し、翌年「大阪都新聞」に改題。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報