復命(読み)フクメイ

デジタル大辞泉 「復命」の意味・読み・例文・類語

ふく‐めい【復命】

[名](スル)命令を受けた者が、その経過結果を報告すること。復申
「詳細に調べ上げて天帝に―した」〈中勘助・鳥の物語

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精選版 日本国語大辞典 「復命」の意味・読み・例文・類語

ふく‐めい【復命】

  1. 〘 名詞 〙 命令により処理したことのしまつを報告すること。かえりもうし。復申。反命報命
    1. [初出の実例]「令問廐戸皇子之病、勅、病状如何、思欲事在耶、楽求事在耶、復命、蒙天皇之頼、無楽思事」(出典:大安寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
    2. 「偵察の、その復命も為さずして」(出典:東西南北(1896)〈与謝野鉄幹〉朱染亭)
    3. [その他の文献]〔論語‐郷党〕

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普及版 字通 「復命」の読み・字形・画数・意味

【復命】ふくめい

返事として報告する。〔論語郷党く。必ず復命して曰く、みざりきと。

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