太田典礼(読み)オオタ テンレイ

20世紀日本人名事典 「太田典礼」の解説

太田 典礼
オオタ テンレイ

昭和期の医師 太田リング研究所長;(財)太田病院理事長;日本尊厳死協会理事長。



生年
明治33(1900)年10月7日

没年
昭和60(1985)年12月5日

出生地
京都府与謝郡野田川町

旧姓(旧名)
太田 武夫

学歴〔年〕
九州帝国大学医学部卒,京都帝国大学大学院産婦人科専攻〔大正15年〕修了

学位〔年〕
医学博士

主な受賞名〔年〕
高山賞〔昭和9年〕

経歴
産児制限の研究から昭和7年“太田リング”を考案。22年衆議院議員(社会党)に当選、「優生保護法」制定尽力。48年(財)古医学資料センター設立、理事に就任。51年日本安楽死協会(のち日本尊厳死協会)を設立、理事長となり、第1回安楽死国際会議を日本で開催。著書に「日本産児調節百年史」「無宗教生きがい論」「反骨医師の人生」「安楽死」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田典礼」の解説

太田典礼 おおた-てんれい

1900-1985 昭和時代産婦人科医,政治家
明治33年10月7日生まれ。昭和7年避妊リングを考案。22年衆議院議員(社会党)となり,優生保護法の制定に尽力した。古医学資料センター,日本安楽死協会(のち日本尊厳死協会と改称)を設立。昭和60年12月5日死去。85歳。京都出身。九州帝大卒。旧名は武夫。著作に「日本産児調節百年史」「反骨医師の人生」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「太田典礼」の解説

太田 典礼 (おおた てんれい)

生年月日:1900年10月7日
昭和時代の医師;政治家。産婦人科;衆議院議員
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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