太田正儀(読み)おおた まさのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太田正儀」の解説

太田正儀 おおた-まさのり

1630-1717 江戸時代前期-中期鋳物師
寛永7年生まれ。江戸神田鍋町にすむ。宝永5年から深川正元(しょうげん)の勧進により江戸六地蔵のうち5体を鋳造したが享保2年死去。88歳。死後,子の正義が六地蔵を完成させた。通称は久右衛門。受領名は駿河守(するがのかみ)。

太田正儀 おおた-まさよし

?-? 江戸時代後期の和算家
越後(えちご)(新潟県)長岡藩士。寛政年間(1789-1801)江戸にでて関流日下(くさか)誠にまなぶ。帰郷して藩の勘定役となり,和算を教授した。通称は寛兵衛。編著に「雑題五十問」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android