精選版 日本国語大辞典 「太鼓判」の意味・読み・例文・類語
たいこ‐ばん【太鼓判】
〘名〙
① 古甲金の一種で表面の外周に小さな圏点が丸く配列されているもの。太鼓の革の留めにされている装飾と似ているところからいう。裏面は無地がふつうだが、桐紋の打たれているものもまれにある。江戸時代にはいって鋳造された甲州金にも同じような装飾が施されているが、これは「太鼓判」といわない。
② 太鼓のように大きな判。転じて、確実な保証。
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