妹島(読み)いもがしま

精選版 日本国語大辞典 「妹島」の意味・読み・例文・類語

いも‐が‐しま【妹島】

  1. 和歌山県加太湾の友ケ島古称。田辺湾内のある島の古称ともいう。
    1. [初出の実例]「藻刈舟沖漕ぎ来らし妹之島(いもがしま)形見の浦に鶴(たづ)(かけ)る見ゆ」(出典万葉集(8C後)七・一一九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「妹島」の解説

妹島
いもがしま

「万葉集」巻七に形見浦かたみのうらとともに詠まれ(→加太村、「八雲御抄」にあげられる歌枕


妹島
いもうとじま

はは島の南東姉島東方約四キロに位置する。面積一・二二平方キロで、最高点は標高二一六・一メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「妹島」の解説

妹島

東京都小笠原諸島の母島列島にある無人島。母島南端の南崎から南東へ約5.9kmに位置し、周辺岩礁に囲まれている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android