



(きよく)+冖(べき)+子。字の初形は
。屋上に千木(ちぎ)のある形。それに子を加えるのはメンズハウスの意。
は後に加えたものであるが、卜文にすでにみえる。〔説文〕三下に
を正字として「覺悟するなり」と訓するが、教える意。
は金文の〔也
(やき)〕にみえ、學の動詞形とみられる。〔玉
〕に
を「
ふるなり」、學を「
へを受くるなり。覺るなり」とあり、学ぶ意とし、両字を区別する。〔書、説命(えつめい)下〕に「惟(こ)れ
(をし)ふることは、學ぶことの
ばなり」とあり、教と学と相長ずることをいう。
・學 ナラフ・モノナラフ・マナブ・マネブ・ヲシフ・サトル
(教)を部首とし、
をその部に属する。字は
・
・學・
のように展開し、
に攴(ぼく)を加える
が、その動詞形として派生した。
ke
は學の初形。
ke
k、學・
heukがそれより分岐する。王力の〔同源字典〕に效(効)he
を同源の字とするが、效の従うところは爻ではなく矢の形で、
とはその系統を異にする字である。
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…システムはほかに〈組織〉〈系〉などとも訳されるが,特に〈体系〉と訳される場合には,〈理論体系〉〈体系的思想〉などの用法から知られるように,通常は〈知識の組織〉を意味する。近代ヨーロッパ哲学には,真の知は必ずその根拠を有し,したがってすべての知はその根拠づけの連関をたどって究極の根拠にまでさかのぼる一つの組織のうちにあり,知は必然的に〈体系知〉となるべきだ,という考え方があった。ドイツ観念論の時代にWissenschaft(学)という言葉,しかももっぱら単数形のこの言葉が愛用されたが,それはこの言葉がWissen(知)に集合を示す後綴‐schaftが付されており,〈組織化された知〉つまり〈体系知〉を指すのに好都合だったからである。…
※「学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...