日本歴史地名大系 「宇甘上村」の解説
宇甘上村
うかいかみむら
旭川の支流宇甘川の形成した氾濫原に発達した村で、枝村に
寛永備前国絵図によると、宇甘村は枝村の九谷を合せ高六六七石余。正保郷帳では、宇甘村は宇甘上村と枝村の宇甘中・同下に分れており、枝村の九谷を合せた高は寛永備前国絵図と同じ六六七石余。貞享三年(一六八六)枝村の宇甘中は中泉、宇甘下は下畠(畑)と村名が変わり、この時中島新田が中島として宇甘上村の枝村となった(撮要録)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報