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吉備津彦神社 きびつひこじんじゃ

世界大百科事典 第2版の解説

きびつひこじんじゃ【吉備津彦神社】

岡山市にある神社。備前国の一宮,もと国幣小社。祭神は,備中の吉備津神社と同じく,吉備氏の氏神の大吉備津彦(おおきびつひこ)命で,その分社と推定される。吉備の中山の東麓に鎮座し,古代から備前第一の大社として崇信を集めた。俊乗房重源(ちようげん)が東大寺大勧進として備前を管領したとき当社の境内に常行堂を建立したことが,近年出土の古瓦で確認されている。近世,岡山藩主池田氏の保護厚く,社領高300石,1697年(元禄10)には池田綱政が社殿を再建した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吉備津彦神社
きびつひこじんじゃ

岡山市北区一宮(いちのみや)に鎮座。主神は大吉備津彦命(みこと)。吉備国が分国されたとき、備前国の一宮として創祀(そうし)された。平安時代、代々の国司の崇敬厚く、1276年(建治2)院宣によって遷宮が行われ、足利義満(あしかがよしみつ)により神宮寺本尊が奉祀された記録がある。旧国幣小社。社殿は中世以来たびたび造営がなされ、本殿以下51宇を具備していたが、1930年(昭和5)火災によって主要な社殿を焼亡し、その後復興された。例祭日は10月第3土・日曜日。御田植祭(8月2日、3日)などの特殊神事がある。[吉井貞俊]

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