デジタル大辞泉 「守る」の意味・読み・例文・類語
ま‐も・る【守る/▽護る】
1 侵されたり、害が及ばないように防ぐ。「犯罪から青少年を―・ろう」「身を―・る術」
2 決めたことや規則に従う。「約束を―・る」「教えを―・る」
3 相手の攻撃に備え、守備する。「ゴールを―・る」「外野を―・る」
4 目を離さずに見る。みまもる。
「庄兵衛は喜助の顔を―・りつつ」〈鴎外・高瀬舟〉
5 様子を見定める。
「
[可能]まもれる
[類語](1)
も・る【▽守る】
1 見まもる。見張る。番をする。
「見し人のかげすみはてぬ池水にひとり宿―・る秋の夜の月」〈源・夕霧〉
2 そばにいて、まもり育てる。
「殿を二歳の年より今年二十五になり給ふまで―・り奉りて」〈延慶本平家・二末〉
3 すきをうかがう。
「人目―・る我かはあやな花すすきなどかほにいでて恋ひずしもあらむ」〈古今・恋一〉