守山八幡宮(読み)もりやまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「守山八幡宮」の解説

守山八幡宮
もりやまはちまんぐう

[現在地名]小川町南部田

岳の西麓に鎮座眼下に平野を望む山際高台社殿がある。日岳の別名八幡はちまん岳は当宮に由来する。応神天皇・神功皇后・姫大神の三神を祀る。旧郷社。山城国男山おとこやま(石清水)八幡宮から永承六年(一〇五一)勧請したという。もともと男山八幡宮の神領として貞観元年(八五九)守山の地に八〇町を定め、高橋宗願を代官として毎年六五石の供米を献上させたが、遠隔の地ゆえ上納が困難を極めたため当地に勧請、神領八〇町はそのまま当宮領になったとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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