宝の山(読み)タカラノヤマ

デジタル大辞泉 「宝の山」の意味・読み・例文・類語

たから‐の‐やま【宝の山】

宝物のたくさんある山。また貴い山。
大きな利益が得られたり、かねてからの願い事が実現したりする、いい機会。

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精選版 日本国語大辞典 「宝の山」の意味・読み・例文・類語

たから【宝】 の 山(やま)

  1. 宝のたくさんある山。また、宝の多くある所。
    1. [初出の実例]「風を待て帆を上ての山に着ぬ」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
  2. 転じて、貴い山をさしていう。富士山葛城山宝永山上野の山など。
    1. [初出の実例]「法性真如の宝の山に法味に引かれて来たりたり」(出典:光悦本謡曲・葛城(1465頃))
  3. たから(宝)の山に入りながら手を空しくして帰る」の略。
    1. [初出の実例]「ここ迠ふみこんでただけへるもあんまり宝の山だぜへ」(出典:洒落本・通客一盃記言(1807))

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