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宝永山 ほうえいざん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宝永山
ほうえいざん

静岡県東部,富士山の南東側中腹にある火山。標高 2702m。付近に宝永4(1707)年の宝永富士山噴火の際の爆裂火口があり,火山本体もこの際に形成されたものと考えられているが,古富士火山の一部が押し上げられたとする説もある。

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デジタル大辞泉の解説

ほうえい‐ざん【宝永山】

富士山の南東斜面にある側火山。標高2702メートル。宝永4年(1707)の爆発で形成。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうえいざん【宝永山】

富士山の側火山の一つ。1707年(宝永4)富士山の南東斜面の標高2100~3100m付近に噴火が起こり,三つのすりばち状の火口が生じた。これが宝永火口で,このうち最も上部の火口(第1火口)は縦1.5km,横1kmに達する大きなものであった。宝永山(2693m)はこの第1火口の南東壁の高まりで,富士山の中腹から100mほどの比高をもって突出し,側面からみるとなだらかな火山斜面に生じたこぶのようにみえる。

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大辞林 第三版の解説

ほうえいざん【宝永山】

富士山の南東斜面中腹にある比高100メートルほどの高まり。海抜2693メートル。1707年(宝永4)の噴火の際に出現。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宝永山
ほうえいざん

静岡県北東部、富士山山頂の南東部に位置する側火山。標高2693メートル。静岡県御殿場(ごてんば)市に属する。1707年(宝永4)の噴火活動によって生じた火口は北北西から南南東方向に三つ並び、第1火口は長径1300メートル、短径1000メートルの楕円(だえん)形で新内院とよばれる。第2、第3火口はこれよりずっと小さい。突出部は肩状の形態をもって赤岩とよばれ、赤褐色の火砕流堆積(たいせき)物は古富士火山の一部とされている。宝永山の活動は、溶岩は流出せず火山灰の噴出が多く、江戸市中まで降灰があった。[北川光雄]

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世界大百科事典内の宝永山の言及

【富士山】より

… 富士山の中腹以下の地形をつくる要因としてもう一つ重要なのは,60個余の側火山の存在で,おもに北西側と南東側に集中的に分布している。これらは小型の噴石丘が多いが,宝永山(2693m)のように規模の大きいものもある。貞観年間の噴火をはじめ,有史以来のおもな活動はすべて側火山でおこっており,山麓の地形の形成にも大きくかかわった。…

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