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宮内寒弥 みやうちかんや

百科事典マイペディアの解説

宮内寒弥【みやうちかんや】

小説家。本名池上子郎(しろう)。神奈川県生れ。早大英文科卒。父の赴任地であった第2の故郷樺太を舞台とした《中央高地》(1935年)が芥川賞候補作となる。以後《初雪》《秋の嵐》などを発表。実弟の自殺をめぐる贖罪的な心境を描いた連作短編集《からたちの花》(1942年)が代表作。また戦後の代表作として,終戦前年に海軍に応召された体験を即物的に描いた《憂鬱なる水兵》(1946年)がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

宮内寒弥 みやうち-かんや

1912-1983 昭和時代の小説家。
明治45年2月28日生まれ。昭和10年「中央高地」が芥川賞候補となる。代表作に17年「からたちの花」,21年「憂鬱(ゆううつ)なる水兵」,53年「七里ケ浜」(平林たい子文学賞)。昭和58年3月5日死去。71歳。岡山県出身。早大卒。本名は池上子郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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