宮原禎次(読み)ミヤハラ テイジ

20世紀日本人名事典 「宮原禎次」の解説

宮原 禎次
ミヤハラ テイジ

昭和期の作曲家 武庫川女子大学教授



生年
明治32(1899)年3月8日

没年
昭和51(1976)年1月21日

出生地
岡山県岡山市

別名
筆名=池辺 葭太郎

学歴〔年〕
東京音楽学校甲種師範科〔大正12年〕卒

経歴
昭和6年ベルリン留学、アドルフ・シュルツ、エルウィン・フィッシャーに学んだ。8年国立音楽学校教授、9年から宝塚歌劇団の作曲、指揮に当たり、NHK大阪で放送音楽の作曲に従事。11〜20年神戸女学院教授。戦後NHK東京で放送音楽の作曲、26〜34年同広島放送局オーケストラを指揮、29〜51年武庫川女子大学教授。作品交響曲5曲、ピアノ、バイオリンチェロの各協奏曲、オペラかぐや姫」「幻の乱舞」など。また大正期より童謡曲も手がけ、曲譜集に「水車」「紅い馬車」「宮原禎次特選曲集」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮原禎次」の解説

宮原禎次 みやはら-ていじ

1899-1976 昭和時代の作曲家。
明治32年3月8日生まれ。昭和6年ドイツに留学。8年国立(くにたち)音楽学校,11年神戸女学院の教授となる。戦後は武庫川女子大教授。交響曲,バイオリン協奏曲のほかオペラ「かぐや姫」などの作品がある。昭和51年1月21日死去。76歳。岡山県出身。東京音楽学校(現東京芸大)卒。筆名は池辺葭太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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