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乱舞 ランブ

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デジタル大辞泉の解説

らん‐ぶ【乱舞】

[名](スル)
入り乱れて舞うこと。踊り狂うこと。「蝶(ちょう)が花畑を―する」「狂喜―」
五節(ごせち)豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)などのあとに、殿上人(てんじょうびと)たちが今様などを歌って舞ったこと。また、その舞。
中世、猿楽法師の演じる舞。また、近世にはの演技の間に行われる仕舞などをいった。らっぷ。

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大辞林 第三版の解説

らんぶ【乱舞】

( 名 ) スル
人々が入り乱れて踊ること。 「狂喜-する」
五節・殿上淵酔てんじようえんずいその他酒宴のあとに、参列している殿上人が、今様のような短歌をつくり、それにあわせて謡い舞うこと。中世以後、能の演技の行われる間に舞うものも乱舞と称した。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乱舞
らんぶ

とくに定まった型や曲はなく、歌や音楽にあわせて自由奔放に手足を動かして舞い踊るものをいう。平安末期から鎌倉時代にかけて、公家(くげ)貴族の殿上淵酔(てんじょうえんずい)で乱舞が盛んに行われたが、このときの乱舞は朗詠(ろうえい)、今様(いまよう)や白拍子(しらびょうし)、万歳楽(まんざいらく)などを取り入れて歌い舞われた。このような殿上淵酔の乱舞は猿楽(さるがく)ともいわれ、やがて専業の猿楽者の演ずる猿楽をも乱舞といった。乱舞はその後の猿楽能はじめ、さらには風流(ふりゅう)踊にも影響を与えたと思われるが、具体的なことは不明である。なお、能楽の乱舞(らっぷ)は一曲のうちの一節を舞うことをいったようである。[高山 茂]

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