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阿蘇神社 あそじんじゃ

7件 の用語解説(阿蘇神社の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

阿蘇神社
あそじんじゃ

熊本県阿蘇市一の宮に鎮座する神社。元官幣大社。祭神はタケイワタツノミコトほか 11神。例祭 7月28日(→御田植祭)。8月19日~10月18日の火焚神事で名高い。2016年の熊本地震により大きな被害を受けた。

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デジタル大辞泉の解説

あそ‐じんじゃ【阿蘇神社】

熊本県阿蘇市にある神社。主祭神は健磐竜命(たけいわたつのみこと)。御田植祭は有名。肥後国一の宮
[補説]平成28年(2016)4月の熊本地震で楼門と拝殿が倒壊、神殿も破損した。

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百科事典マイペディアの解説

阿蘇神社【あそじんじゃ】

熊本県阿蘇郡一の宮町(現・阿蘇市)に鎮座。旧官幣大社。祭神は健磐竜命(たけいわたつのみこと),ほかに阿蘇都媛(あそつひめ)以下十二宮まである。一宮・二宮・十一宮(国造(くにのみやつこ)速瓶玉命(はやみかたまのみこと))を阿蘇三社という。
→関連項目阿蘇氏阿蘇惟時一の宮[町]火渡り巻狩

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デジタル大辞泉プラスの解説

阿蘇神社

熊本県阿蘇市にある神社。第7代孝霊天皇の御代の創祀とされる。祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)など阿蘇12神。肥後国一之宮。全国阿蘇神社の総本社。神殿や楼門などは国の重要文化財。御田植神幸式、卯の祭、火振行事など、国の重要無形民俗文化財阿蘇の農耕祭事」の祭礼の多くがこの神社で行なわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

あそじんじゃ【阿蘇神社】

熊本県阿蘇郡一の宮町に鎮座。健磐竜(たけいわたつ)命を主神とする十二神をまつる。式内社,肥後国の一宮,旧官幣大社。《隋書》倭国伝には,阿蘇山噴火と禱祭の記事があり,《日本後紀》は噴火と神霊池の奇瑞の異変をもって,託宣神としての霊威を朝廷が重視していることを示している。この火口神健磐竜命が阿蘇地域の農業共同体の祖神と合体して,阿蘇火口原の開拓神としての性格を兼ね,現一の宮の地に社地が設定されて,十二神の神系とその祭祀が整えられていったとみられる。

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大辞林 第三版の解説

あそじんじゃ【阿蘇神社】

熊本県阿蘇市一の宮町にある神社。主神は建磐竜命たけいわたつのみこと。肥後国一の宮。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

阿蘇神社
あそじんじゃ

熊本県阿蘇市一の宮町宮地(いちのみやまちみやじ)に鎮座。阿蘇十二神、すなわち一宮健磐竜命(たけいわたつのみこと)、二宮阿蘇都比(あそつひめ)命、三宮国竜神(くにたつのかみ)、四宮比御子(ひめみこ)神、五宮彦御子(ひこみこ)神、六宮若比(わかひめ)神、七宮新彦(にいひこ)神、八宮新比(にいひめ)神、九宮若彦(わかひこ)神、十宮弥比(やひめ)神、十一宮速瓶玉(はやみかたま)命、十二宮金凝(かなこり)神を祀(まつ)り、さらに別殿に『延喜式(えんぎしき)』に記す全国3132座の神を祀る。一宮健磐竜命は神武(じんむ)天皇の子神八井耳(かんやいみみ)命の子、二宮阿蘇都比命はその妃(きさき)で、そのほかはすべてその血縁関係にあたる。社伝によれば、健磐竜命は神武天皇の特命を受けて九州鎮護の任にあたり、当時大湖水であった阿蘇火口湖を開いて美田を開発し、住民に農耕の道、畜産の法を教えたといい、その子速瓶玉命によって孝霊(こうれい)天皇の代に祀られたのが本社の創建という。古来朝廷の崇敬厚く、859年(貞観1)に正二位、延喜の制で名神大社とされ、1017年(寛仁1)、後一条(ごいちじょう)天皇のとき一代一度の大奉幣(だいほうべい)にあずかる。肥後国(熊本県)一宮。広大な社領をもち、中世にも武将に崇敬され、南北朝の争乱期に大宮司家が活躍したが、豊臣(とよとみ)秀吉により社領を没収され、往時の勢いは衰えた。1914年(大正3)に官幣大社となる。創建以来、祭神の子孫阿蘇大宮司が奉仕し現在に至っている。
 祭礼には、例祭7月28日の御田植(おたうえ)神幸式(おんだ祭)、3月の田作(たづくり)祭、9月の田の実神事などがあり、古来の特殊神事をよく伝えている。これらは、「阿蘇の農耕祭事」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 なお、2007年には、神殿や楼門などの社殿が国の重要文化財に指定された。[鎌田純一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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