ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿蘇市」の意味・わかりやすい解説 阿蘇〔市〕あそ 熊本県北東部,阿蘇山北斜面に広がる市。東部で大分県に接する。 2005年阿蘇町,一の宮町,波野村の2町1村が合体し市制。中心地区の内牧は中世には内牧城の城下町,江戸時代には豊後街道の宿場町として発達。市域はなだらかな高原地帯である阿蘇谷と起伏に富む阿蘇外輪山地域からなる。気候は年間を通じて比較的冷涼で,高冷地野菜の栽培や米作,畜産が行なわれる。阿蘇五岳への登山基地,阿蘇温泉など観光地としても発展。各所に展望台があり,なかでも大観峰からの阿蘇五岳の眺望は名高い。阿蘇の農耕祭事は国の重要無形民俗文化財。また阿蘇神社の御田植祭は有名。域内の大部分が阿蘇くじゅう国立公園に属する。 JR豊肥本線,国道 57号線,212号線,265号線が通じる。面積 376.30km2(境界未定)。人口 2万4930(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「阿蘇市」の解説 阿蘇市あそし 2005年2月11日:阿蘇郡一ノ宮町・阿蘇町・波野村が合併・市制施行⇒【一の宮町】熊本県:阿蘇郡⇒【阿蘇町】熊本県:阿蘇郡⇒【波野村】熊本県:阿蘇郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by