デジタル大辞泉 「宿六」の意味・読み・例文・類語 やど‐ろく【宿六】 《「宿のろくでなし」の意》1 妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うちの宿六」2 宿の主人。亭主。「なんでもここの―めが」〈滑・続膝栗毛・三〉[類語]夫・主人・亭主・旦那・ハズバンド・ハズ・夫君・宅・内の人・良人・旦つく・先夫・前夫・亡夫・男鰥おとこやもめ・寡夫 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「宿六」の意味・読み・例文・類語 やど‐ろく【宿六】 〘 名詞 〙 ( 「宿のろくでなし」の意 ) 一家の主人を卑しめたり、または親愛の意をこめたりしていう語。[初出の実例]「南総館(かづさや)の竈将軍(ヤドロク)が求めに諾(やすうけやひ)して」(出典:咄本・室の梅(1789)序) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例