夫君(読み)フクン

精選版 日本国語大辞典 「夫君」の意味・読み・例文・類語

ふ‐くん【夫君】

  1. 〘 名詞 〙 他人の夫を敬っていう語。
    1. [初出の実例]「斯う矢継ぎ早に生むでは連れ添ふ夫君(フクン)にだって小さいお腹(なか)御覧に入る日数極少からう」(出典:続珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉六)

せ‐の‐きみ【夫君】

  1. 〘 名詞 〙せ(夫)の君

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「夫君」の読み・字形・画数・意味

【夫君】ふくん

夫。唐・高閨怨〕詩 人生の悲、知るべからず 夫君初めて山を破りて歸る 如今獻ず征南の策 早ふを催さん、帶號衣

字通「夫」の項目を見る

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