精選版 日本国語大辞典 「寒色」の意味・読み・例文・類語 かん‐しょく【寒色】 〘 名詞 〙 見た目に寒い感じを与える色。青またはそれに近い色。また、冬景色、さびしい景色をいう。⇔暖色。[初出の実例]「薄光波裏砕、寒色隴頭明」(出典:経国集(827)一三・奉試賦隴頭秋月明〈豊前王〉)「鷺糸の寒色は雪に混して尋ね難し」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)一二)[その他の文献]〔杜甫‐初冬詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「寒色」の読み・字形・画数・意味 【寒色】かんしよく さびしい景色。唐・李〔秦川を望む〕詩 秋聲、の竹 色、五陵の字通「寒」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「寒色」の意味・わかりやすい解説 寒色かんしょくcold colours 寒さを感じさせる色。一般に色環の配列色のうち青および緑色がかった部分は寒色である。しかし色から受ける寒暖の感覚は比較感によるものであり,絵画においては2つまたはそれ以上の暖色の配色によって寒さを感じさせることも可能である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報