将来推計人口(読み)ショウライスイケイジンコウ

デジタル大辞泉 「将来推計人口」の意味・読み・例文・類語

しょうらい‐すいけいじんこう〔シヤウライ‐〕【将来推計人口】

国連や各国政府推計した将来人口日本では、直近国勢調査による人口数を基に、出生率死亡率などを考慮して推計し、国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年ごとに作成、公表する。→地域別将来推計人口人口推計

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共同通信ニュース用語解説 「将来推計人口」の解説

将来推計人口

国立社会保障・人口問題研究所が、国勢調査や人口動態統計などを基に将来の出生率や死亡率を仮定し、日本全体や都道府県別・市区町村別の人口規模、年齢構成の変化を推計。おおむね5年ごとに公表される。社会保障分野などの政策や、政府の長期計画の基礎データとなる。都道府県以外の自治体は現在1741だが、今回の推計では政令指定都市は区ごとに算出東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県沿岸部の「浜通り地域」13市町村は1地域としてまとめたため、計1884が対象。4月公表の全国推計では2070年時点の人口は8700万人となり、20年の1億2615万人から約30%減る。

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栄養・生化学辞典 「将来推計人口」の解説

将来推計人口

 過去のデータから外挿し,今後予想される因子を考慮して将来の人口を推計したもの.

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