コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

尊照 そんしょう

3件 の用語解説(尊照の意味・用語解説を検索)

美術人名辞典の解説

尊照

江戸前期の浄土宗の僧。京都生。姓は橘、満誉行蓮社と号する。廬山寺で得度、のち諸檀林で修学する。秀忠の帰依を受け、華頂山知恩院二十九世となる。また新たに殿堂を建立し、千七百石を与えられる。元和6年(1620)寂、59才。

出典|(株)思文閣
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

尊照 そんしょう

1562-1620 織豊-江戸時代前期の僧。
永禄(えいろく)5年生まれ。万里小路惟房(までのこうじ-これふさ)の養子。浄土宗。元亀(げんき)3年盧山寺で出家し,叔父の知恩院の宗甫,大巌寺の虎角に師事。徳川家康の養子となり,文禄(ぶんろく)4年知恩院29世。浄土宗総本山としての基礎をかためた。同院中興の祖といわれる。元和(げんな)6年6月25日死去。59歳。字(あざな)は九花。号は行蓮社満誉。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

そんしょう【尊照】

1562‐1620(永禄5‐元和6)
浄土宗総本山知恩院の中興。字は満誉(まんよ),号は行蓮社。万里小路(までのこうじ)秀房の孫で,叔父の聡補(そうほ)(知恩院第28世)の弟子となり,下総国生実の大巌寺の虎角(こかく)について修学した。1595年(文禄4)聡補の譲りをうけて知恩院第29世住職についた。97年(慶長2)徳川家康とはかって〈関東浄土宗法度(はつと)〉をさだめ,関東地方の有力な浄土宗寺院を末寺におさめた。1609年僧正に任じられ,15年(元和1)家康より〈浄土宗諸法度〉を下付されて,知恩院を宮門跡を置く浄土宗第一の本山とした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の尊照の言及

【知恩院】より

…係争は1575年(天正3)に,知恩院が浄土宗の本寺であり,香衣着用の勅許は知恩院よりの執奏(しつそう)によることを定めた綸旨(りんじ)が出されて,一応の結着をみた。 29世尊照は徳川家康の帰依をうけ,知恩院の発展につとめた。家康は,1603年(慶長8)伽藍の拡張工事を行い,07年宮門跡を置き,15年(元和1)浄土宗法度を定めた。…

※「尊照」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

尊照の関連キーワード覚誉桑山元晴竹中重利浄土変相狩野宗心多久宗時戸田勝則戸田光定春田卓次福島忠勝

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone