百科事典マイペディア 「小アンティル」の意味・わかりやすい解説
小アンティル[諸島]【しょうアンティル】
→関連項目アンティグア・バーブーダ|アンティル[諸島]|ウィンドワード[諸島]|カリブ海|トバゴ[島]|ドミニカ国|バルバドス|リーワード[諸島]
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…カリブ海を弧状にめぐる多数の島々からなり,カリブ諸島Caribbeesともいわれる。大アンティル諸島(キューバ,ジャマイカ,イスパニオラ島,プエルト・リコ),小アンティル諸島(バージン諸島からベネズエラ沖の島々まで)の総称であるが,これらとフロリダ半島南東のバハマ諸島を合わせて西インド諸島といわれる。ほとんどの地域が一年中貿易風,海風の影響下にあり,快適で過ごしやすく,サンゴ礁,熱帯植物などの美しい自然景観に恵まれている。…
…(1)西部の大アンティル諸島は総面積の大部分を占め,キューバ,ジャマイカ,イスパニオラ,プエルト・リコなど比較的大きな島から構成され,山がちで起状に富む。(2)東部の小アンティル諸島はリーワード諸島,ウィンドワード諸島をはじめ,トリニダード,トバゴ,バルバドス,アルバ,クラサオ,ボネールなど多くの小島を含み,東に張り出した弧を描いて南北に連なる。小アンティル諸島は西側の火山島からなる内弧と,東側の海底に堆積した石灰岩が露出した外弧からなり,これらは南方において完全に重なり合っている。…
※「小アンティル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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