小丸村
こまるむら
[現在地名]竹野町小丸
鬼神谷村の東、竹野川下流域(両岸)に位置する。江戸時代の領主の変遷は宇日村に同じ。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図に村名がみえ、高一〇三石余。元禄九年(一六九六)の但州村々法度五人組帳(冨森家文書)でも同高。元文四年(一七三九)の家数人数其外書上帳(細田家文書)によると家数二五・人数一三四、社二、牛六。
小丸村
こまるむら
[現在地名]岡崎市小丸町
青木川上流の山間に位置し、四方を山に囲まれる。北西は新居村に接し、南東は標高三〇〇メートル以上の山嶺が続き、越えれば乙川水系である。近世を通じて岡崎藩領。寛永郷帳高七二石余。額田手永に属し、享和二年書上には人別九二人、うち男四八・女四四、馬二。
小丸地籍北の山麓に長光寺がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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