小山久二郎(読み)オヤマ ヒサジロウ

20世紀日本人名事典 「小山久二郎」の解説

小山 久二郎
オヤマ ヒサジロウ

昭和期の出版人 小山書店代表。



生年
明治38(1905)年9月7日

没年
昭和59(1984)年1月12日

出生地
愛媛県松山市

別名
別名=小山 久二郎(オヤマ キュウジロウ)

学歴〔年〕
法政大学専門部中退

経歴
岩波書店勤務を経て、昭和8年小山書店を創設。戦前下村湖人次郎物語三木清読書と人生」などの名著を出版して知られる。25年刊行した「チャタレー夫人の恋人」をめぐって「チャタレー裁判」が起り、有罪余波で書店は倒産した。著書に「ひとつの時代―小山書店私史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山久二郎」の解説

小山久二郎 おやま-ひさじろう

1905-1984 昭和時代の出版人。
明治38年9月7日生まれ。安倍能成の甥(おい)。岩波書店につとめた後,昭和8年小山書店を創立。16年に出版した下村湖人の「次郎物語」がベストセラーとなる。25年刊行の「チャタレイ夫人の恋人」(伊藤整訳)が,わいせつ文書として告発され,最高裁判決で有罪とされた。昭和59年1月12日死去。78歳。愛媛県出身。法大中退。自伝に「ひとつの時代」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小山久二郎」の解説

小山 久二郎 (おやま ひさじろう)

生年月日:1905年9月7日
昭和時代の実業家。小山書店代表
1984年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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