小川洋子(読み)オガワヨウコ

デジタル大辞泉 「小川洋子」の意味・読み・例文・類語

おがわ‐ようこ〔をがはヤウこ〕【小川洋子】

[1962~ ]小説家岡山の生まれ。「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。「博士の愛した数式」は第1回本屋大賞を受賞。他に「ブラフマンの埋葬」「ミーナの行進」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小川洋子」の解説

小川洋子 おがわ-ようこ

1962- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和37年3月30日生まれ。川崎医大につとめ,昭和61年退職し結婚。63年デビュー作「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞。平成3年「妊娠カレンダー」で芥川賞。16年「博士の愛した数式」で読売文学賞,「ブラフマン埋葬」で泉鏡花文学賞。18年「ミーナの行進」で谷崎潤一郎賞。25年「ことり」で芸術選奨文部科学大臣賞。同年坪内逍遥大賞。岡山県出身。早大卒。作品はほかに「完璧な病室」「アンジェリーナ」「密(ひそ)やかな結晶」「薬指標本」など。

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