揚羽蝶(読み)アゲハチョウ

デジタル大辞泉 「揚羽蝶」の意味・読み・例文・類語

あげは‐ちょう〔‐テフ〕【揚羽×蝶/鳳蝶】

アゲハチョウ科チョウはねの開張8~12センチ、黄色に黒色すじ斑点がある。幼虫ミカンサンショウなどの葉を食べ、柚子坊ゆずぼうとよばれる。なみあげは。
鱗翅りんしアゲハチョウ科のチョウの総称。大形で、多くは後ろ翅に長い突起がある。クロアゲハキアゲハアオスジアゲハなど。 夏》「我が来たる道の終りに―/耕衣」

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精選版 日本国語大辞典 「揚羽蝶」の意味・読み・例文・類語

あげは‐の‐ちょう‥テフ【揚羽蝶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あげはちょう(揚羽蝶)
    1. [初出の実例]「舞の後和歌を上羽の蝶もがな〈重頼〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)
  3. 紋所の名。アゲハチョウの側面図案化。あげはちょう。
    1. <a href=揚羽の蝶" />
      揚羽の蝶
    2. [初出の実例]「此まへ嶋原に上羽(アケハ)の蝶(テウ)を紋所に付し太夫有しが」(出典浮世草子・好色五人女(1686)一)
  4. アゲハチョウにかたどった紐の結び方。

あげ‐は【揚羽蝶】

  1. 〘 名詞 〙あげはちょう(揚羽蝶)
    1. [初出の実例]「青虫生ず〈略〉後に化して鳳蝶(アゲハ)となる」(出典:大和本草(1709)一四)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「揚羽蝶」の解説

揚羽蝶 (アゲハチョウ)

動物。アゲハチョウ科の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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