小松茂美(読み)コマツシゲミ

デジタル大辞泉の解説

こまつ‐しげみ【小松茂美】

[1925~2010]古筆学者。山口の生まれ。国鉄職員などを経て昭和28年(1953)東京国立博物館に入り、独学で古筆研究をすすめた。昭和36年(1961)「後撰和歌集 校本と研究」で文学博士号を取得。退官後は古筆学研究所を設立。著作「古筆学大成」「平家納経の研究」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小松茂美 こまつ-しげみ

1925-2010 昭和後期-平成時代の古筆学者。
大正14年3月30日生まれ。昭和28年東京国立博物館にはいり,独学で平安朝の仮名書跡を研究,古筆学を体系化した。41年「平安朝伝来の白氏文集と三蹟の研究」で学士院賞。「平家納経の研究」の完成をふくむ古筆研究の体系化で55年朝日賞。同博物館美術課長を最後に61年退官し,古筆学研究所を設立,主宰。平成22年5月21日死去。85歳。山口県出身。柳井中学卒。著作はほかに「古筆学大成」「平家納経 平清盛とその成立」など。

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