小狡い(読み)コズルイ

デジタル大辞泉 「小狡い」の意味・読み・例文・類語

こ‐ずる・い【小×狡い】

[形][文]こずる・し[ク]少しばかりずるい。なんとなくずるいところがある。「―・い手を使う」
[派生]こずるさ[名]
[類語]こすいこすっからいあくどい狡猾ずる賢い小賢しい賢しい賢しら悪賢い老獪海千山千抜け目が無い要領がいい

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精選版 日本国語大辞典 「小狡い」の意味・読み・例文・類語

こ‐ずる・い【小狡】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こずる・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) なんとなくずるいところがある。
    1. [初出の実例]「どいつもこいつも小ずるくて」(出典:人生劇場(1933)〈尾崎士郎〉青春篇)

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