デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小笠原宗康」の解説 小笠原宗康 おがさわら-むねやす ?-1446 室町時代の武将。小笠原政康の長男。信濃(しなの)伊那松尾(長野県飯田市)に勢力をはる。父の死後,家督を従兄弟の小笠原持長とあらそい,文安2年幕府の裁定で信濃守護となる。府中(松本市)を本拠とする持長との抗争はつづき,文安3年3月漆田原(長野市)の戦いで敗死。死後,家督は弟の光康がついだ。通称は松尾五郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例