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小耳症 しょうじしょうMicrotia

2件 の用語解説(小耳症の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

しょうじしょう【小耳症 Microtia】

[どんな病気か]
 耳朶(みみたぶ)の小さいのが小耳症で、耳朶の形がふつうよりも小さくて変わっているものから、まったくないものまで、だいたい3から5段階くらいに程度が分けられています。
 生まれつきのもので、外耳道閉鎖症(がいじどうへいさしょう)などに合併する場合がほとんどです。皮下にかたい軟骨のかたまりをもった円形の突出が上のほうにあり、下のほうにやわらかい耳朶のある型がいちばん多いようです。
[治療]
 ある程度十分に耳が発育した8歳から9歳ごろに耳の形をつくる耳介形成術(じかいけいせいじゅつ)を行ないます。
 肋骨(ろっこつ)の内側にあるその人の肋軟骨(ろくなんこつ)を切り出し、これを針金でくくったり、削ったりして、耳枠というものをつくり、これを皮下に挿入して耳らしい外観をつくります。3回くらいに分けて段階的に手術を行ないます。完成までに1年以上かかります。

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

しょうじしょう【小耳症 microtia】

耳介が正常と比べて異常に小さい奇形をいう。耳介が正常の形をしていて,ただ小さいだけということはまれで,ほとんどの場合が形態の著しい変化を伴う。この奇形は耳介の発育異常によるが,同時に外耳道狭窄症あるいは閉鎖症を伴うことが多い。90%以上が両側性に発現する。耳介の発生時期からみると,胎生4~8週ころの障害が関係していると考えられる。この障害の原因としては,妊娠中の母体における投与薬剤(サリドマイド副腎皮質ホルモン甲状腺製剤,抗腫瘍剤),感染(風疹,麻疹),放射線照射,超音波,高年初産などがあげられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内の小耳症の言及

【美作国】より

…旧国名。作州。現在の岡山県北東部。東は播磨,西は備中,南は備前,北は因幡,伯耆の諸国に接し,中世末まで播磨国佐用郡石井(現,兵庫県佐用町石井)を含む。
【古代】
 山陽道に属する上国(《延喜式》)。713年(和銅6)4月,備前国から英多(あいた)(現,英田(あいだ)),勝田(かつた∥かつまた),苫田(とまた),久米(くめ),大庭(おおば),真島(ましま)の6郡を分割して設置された。備前守百済南典,同介上毛野堅身らの申請によるといわれる(《伊呂波字類抄》)。…

※「小耳症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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