小葵(読み)コアオイ

精選版 日本国語大辞典 「小葵」の意味・読み・例文・類語

こ‐あおい‥あふひ【小葵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物ぜにあおい(銭葵)」の古名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「賀茂よりあふひともまいりしを。〈略〉こあふひえりて候よしほと」(出典:弁内侍日記(1278頃)建長元年四月一八日)
    2. [その他の文献]〔俳諧・毛吹草(1638)〕
  3. ゼニアオイの花を図案化した有職(ゆうそく)文様の一つ。小葵文のことをいう。
    1. 小葵<b>②</b>〈熊野速玉神社蔵 萠黄地小葵浮線綾二倍織物衵〉
      小葵〈熊野速玉神社蔵 萠黄地小葵浮線綾二倍織物衵〉
    2. [初出の実例]「小葵文綾練張。裏緋染細布」(出典:文安御即位調度図(15C後か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む