日本歴史地名大系 「尺別村」の解説
尺別村
しやくべつむら
明治八年(一八七五)から大正一一年(一九二二)まで存続した白糠郡の村、明治八年四月白糠村(現白糠町)の西方部を分割して設置された(「事業報告」第一編)。シャクベツ、チュクベツなどの地が包含される。ほぼ中央の音別川、西寄りの尺別川、西端の直別川の三河川流域を中心とする。「釧路国地誌提要」に尺別村とあり、アイヌの戸口は一三戸・五六人(男三〇・女二六)、寄留の戸口は一戸(平民)・二人(男女各一)。明治六年一〇月二九日、十勝国
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報