尾上柳(読み)オノエヤナギ

デジタル大辞泉 「尾上柳」の意味・読み・例文・類語

おのえ‐やなぎ〔をのへ‐〕【尾上柳】

ヤナギ科の落葉高木。本州中部以北と四国山野自生。葉は細長く、若葉白色の毛に覆われる。雌雄異株初夏穂状の花を斜め上向きにつけ、実は7月ごろ、風に乗って飛ぶ。樺太柳からふとやなぎ

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精選版 日本国語大辞典 「尾上柳」の意味・読み・例文・類語

おのえ‐やなぎをのへ‥【尾上柳】

  1. 〘 名詞 〙 ヤナギ科の落葉高木。北海道、本州、四国の山中渓谷原野に生える。高さ五~一〇メートルで、時に大木となるものもある。枝は細くまっすぐで、横に広がらない。葉は長さ六~一二センチメートル、幅〇・八~二センチメートルの長披針形で縁に波状鋸歯(きょし)があり、表面暗緑色で、裏面は淡緑白色。三~五月頃、灰白色で長さ二~四センチメートルの円柱形の花穂を出す。ながばやなぎ。からふとやなぎ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「尾上柳」の解説

尾上柳 (オノエヤナギ)

学名Salix sachalinensis
植物。ヤナギ科の落葉高木,園芸植物

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