尾上芙雀(読み)オノエ フジャク

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「尾上芙雀」の解説

尾上 芙雀(10代目)
オノエ フジャク


職業
歌舞伎俳優

専門
女形

本名
笹原 興一

屋号
音羽屋

生年月日
大正13年 1月15日

出生地
神奈川県

出身地
群馬県

学歴
高小卒

経歴
昭和18年横浜歌舞伎座で初舞台。26年3代目市川おの江を経て、40年10代目尾上芙雀を襲名

受賞
真山青果賞(助演賞 第15回)〔平成8年〕,日本俳優協会賞(特別賞)〔平成10年〕

没年月日
平成10年 3月1日 (1998年)


尾上 芙雀(7代目)
オノエ フジャク


職業
歌舞伎俳優(女形)

本名
中村 他鶴

経歴
明治21年5代目尾上菊五郎の門人7代目尾上芙雀を襲名するが、27年東京常盤座に出演中死去した。中堅の女形として活躍し、若手俳優に影響を与えた。

没年月日
明治27年 8月28日 (1894年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「尾上芙雀」の解説

尾上 芙雀(10代目)
オノエ フジャク

昭和・平成期の歌舞伎俳優



生年
大正13(1924)年1月15日

没年
平成10(1998)年3月1日

出生地
神奈川県

出身地
群馬県

本名
笹原 興一

屋号
音羽屋

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
真山青果賞(助演賞 第15回)〔平成8年〕,日本俳優協会賞(特別賞)〔平成10年〕

経歴
昭和18年横浜歌舞伎座で初舞台。26年3代目市川おの江を経て、40年10代目尾上芙雀を襲名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾上芙雀」の解説

尾上芙雀(3代) おのえ-ふじゃく

1793-1831 江戸時代後期の歌舞伎役者
寛政5年生まれ。2代尾上新七(2代芙雀)の弟。文化末のころから京坂の宮地芝居に出演。文政元年3代芙雀を襲名。大坂の舞台で立役(たちやく)の花形役者として活躍した。天保(てんぽう)2年1月5日死去。39歳。大坂出身。初名は乙松。前名は2代尾上徳松。俳名青峨屋号南部屋

尾上芙雀(7代) おのえ-ふじゃく

?-1894 明治時代の歌舞伎役者。
3代中村福助の義弟。5代三桝(みます)大五郎,3代沢村田之助にまなんだのち5代尾上菊五郎に師事し,明治21年7代芙雀を襲名。女方として活躍した。明治27年8月28日死去。本名は中村他鶴。初名は三桝他鶴。前名は沢村千鳥。屋号は音羽屋。

尾上芙雀(5代) おのえ-ふじゃく

?-? 江戸時代後期の歌舞伎役者。
文政3年大坂で初舞台。大坂,京都若女方として人気を得,天保(てんぽう)15年(1844)5代を襲名した。初名は尾上音松。前名は3代尾上徳松。俳名は青峨。屋号は南部屋。

尾上芙雀(4代) おのえ-ふじゃく

尾上松寿(おのえ-しょうじゅ)(初代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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