山内首藤時通(読み)やまのうちすどう ときみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山内首藤時通」の解説

山内首藤時通(2) やまのうちすどう-ときみち

?-1456 室町時代武将
山内首藤煕通(ひろみち)の子。応永33年父から備後(びんご)(広島県)地毘(じびの)荘などの所領をつぐ。文安元年播磨(はりま)守護山名持豊(もちとよ)から枝吉別府領家職(しき)を,2年幕府から桑原荘地頭職をあたえられた。康正(こうしょう)2年死去。通称は馬子丸。法名は栢叟浄貞。

山内首藤時通(1) やまのうちすどう-ときみち

?-? 南北朝時代の武将。
南北朝動乱の際,一貫して幕府方としてたたかい,足利方の斯波(しば)家長にしたがって活躍暦応(りゃくおう)2=延元4年(1339)高師冬(こうの-もろふゆ)に属し,戦功により備後(びんご)(広島県)に所領をあたえられた。養子に通忠。通称は首藤三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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