山口直友(読み)やまぐち なおとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山口直友 やまぐち-なおとも

1546-1622 織豊-江戸時代前期の武士。
天文(てんぶん)15年生まれ。徳川家康につかえる。慶長4年薩摩(さつま)鹿児島藩主島津家久が家老伊集院忠棟(いじゅういん-ただむね)を手討ちにした事件を調停し,以後幕府と島津氏の仲介役となる。丹波郡代をへて伏見(ふしみ)城番兼町奉行。元和(げんな)8年9月27日死去。77歳。通称は新五郎,勘兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

やまぐちなおとも【山口直友】

1546‐1622(天文15‐元和8)
江戸初期の幕府旗本。通称は勘兵衛。丹波国赤井氏の一族。明智光秀,ついで豊臣秀吉に国を追われ,1585年(天正13)徳川家康に仕える。99年(慶長4)伊集院忠棟(幸侃)の事件のとき家康の使として薩摩に赴く(以後,晩年まで島津氏と幕府の仲介を務めた)。1603年3000石に加増され丹波の国奉行(1609年まで)。翌年駿河守となり,16年(元和2)家康の死去により剃髪して恵林と号する。20年伏見城定番兼同町奉行。

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