山崎年信(読み)やまざき としのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山崎年信」の解説

山崎年信(2代) やまざき-としのぶ

1866-1903 明治時代の日本画家。
慶応2年生まれ。丹波亀岡藩(京都府)藩士の子。月岡芳年浮世絵をまなび,年信の名をついだ。明治23年ごろ大阪にいき新聞挿絵をかいたが,のち東京で川端玉章に師事した。明治36年8月22日死去。38歳。姓は田口。名は勝沅。通称は信次郎。

山崎年信(初代) やまざき-としのぶ

1857-1886 明治時代の日本画家。
安政4年生まれ。月岡芳年に浮世絵をまなび,稲野年恒,水野年方,右田年英とともに芳年門下の四天王といわれた。新聞の挿絵,錦絵などをえがいた。明治19年死去。30歳。江戸出身。通称は信次郎。別号に仙斎,扶桑園など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android