山田宗円(読み)やまだ そうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田宗円」の解説

山田宗円(1) やまだ-そうえん

1661-1741 江戸時代前期-中期医師
寛文元年生まれ。山田麟嶼(りんしょ)の父。山田図南曾祖父。宝永6年幕府医官となり,正徳2年法眼。小児科名医として知られた。元文6年2月10日死去。81歳。名は正方。号は李蔭。著作に「幼科全書」。

山田宗円(2) やまだ-そうえん

1710-1757 江戸時代中期の茶人
宝永7年生まれ。生駒宗健の子。山田宗引,岡村宗恕(そうじょ)にまなび,宗徧流3代をつぐ。小笠原家の茶頭(さどう)をつとめた。宝暦7年3月20日死去。48歳。別号江学,不審庵,力囲斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android