デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田歌子」の解説 山田歌子 やまだ-うたこ 1810-1860 江戸時代後期の歌人。文化7年生まれ。山城(京都府)の人。近衛(このえ)関白家につかえ,香川景樹(かげき)にまなぶ。鹿児島藩の京都留守居役山田清安と結婚。藩主の後継をめぐるお由羅騒動で夫が切腹となったのち種子島(たねがしま)に流され,桂園派の歌をおしえて余生をおくった。万延元年8月7日死去。51歳。安政6年没とする説もある。【格言など】吹く風も磯うつ波も心せよまだ里なれぬ旅の枕木(配流に際しての一首) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例