山脚(読み)サンキャク

デジタル大辞泉 「山脚」の意味・読み・例文・類語

さん‐きゃく【山脚】

山のふもと。山すそ。

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精選版 日本国語大辞典 「山脚」の意味・読み・例文・類語

さん‐きゃく【山脚】

  1. 〘 名詞 〙 山のふもと。山すそ。山麓(さんろく)
    1. [初出の実例]「争於茲山脚、造一堂三昧」(出典本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)
    2. 「一道の汽車、蒼靄を穿ち、黒煙を吐き、北に向て山脚を過ぐ」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉五)
    3. [その他の文献]〔杜荀鶴‐送僧帰国清寺詩〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山脚」の意味・わかりやすい解説

山脚
さんきゃく
spur

山の尾根から両側派出して低くなる小分岐。一般にその縦断面形は初めやや急で次第にゆるくなり,再び急になる。末端断層運動氷河河川側方浸食などで断ち切られると山脚末端面をつくる。これを切断山脚という。切断面が三角状を呈することが多く三角末端面ともいわれる。

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普及版 字通 「山脚」の読み・字形・画数・意味

【山脚】さんきやく

山のふもと。

字通「山」の項目を見る

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