岡崎署の男性留置死事件

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岡崎署の男性留置死事件

2022年11月25日に公務執行妨害容疑で逮捕され、愛知県岡崎市の岡崎署に勾留されていた男性=当時(43)=が同12月4日に腎不全で死亡した。糖尿病統合失調症持病があった。県警調査によると、男性が暴れたため1人用の保護室に収容身体を拘束する「戒具」を計約144時間使用し、持病の薬を与えなかったり、食事を拒絶していたのに医療措置を講じなかったりしたと認定した。23年12月、適切な医療を受けさせなかった疑いなどで元警部ら9人が書類送検された。署長ら27人が処分され、うち11人が減給停職など懲戒処分となった。

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