日本歴史地名大系 「岩坪村」の解説
岩坪村
いわつぼむら
拝領高は九七石余。延宝四年(一六七六)五月日の年貢免状(岩坪区有文書)は前欠だが、「立毛悪田ヘ遣」一九石余、「草臥加損ニ遣」一〇石余などを控除した物成高二二石余で、犬役米六升一合・山札五枚の役銀一七匁五分を課されている。元禄三年(一六九〇)五月日の年貢免状(同文書)では生高一一二石余で免五ツ一分、同年秋に「三分上」となって実質免五ツ四分であった。当毛加損三斗余を物成から控除され、山札銀一〇匁五分を課されている。同五年五月日の年貢免状(同文書)では今高(生高)は変化なく、地平し段免制により田は四ツ一分から六ツ四分の七段階、畑は四ツ一分から六ツ一分の六段階に分けられ、定米から逆算すると平均の免は五ツ三分。
岩坪村
いわつぼむら
岩坪村
いわつぼむら
岩坪村
いわつぼむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報