川南古墳群(読み)かわみなみこふんぐん

国指定史跡ガイドの解説

かわみなみこふんぐん【川南古墳群】


宮崎県児湯(こゆ)郡川南町西別府にある古墳群。小丸川左岸の標高50~60mの国光原(こっこうばる)台地の縁辺および標高80mの一段上位の台地上に立地する。古墳の数は前方後円墳25基、方墳1基、円墳25基で、東南約3.5kmには持田古墳群、南西約9kmには新田原(にゅうたばる)古墳群、西南西約8kmには西都原(さいとばる)古墳群がある。この古墳群では前方後円墳の比率が非常に高いことから、単一の首長家の墓域ではなく、ある程度広範囲の有力氏族数家の墓域を示すものと考えられ、古墳群は立地によって5群に細分される。1961年(昭和36)、これらの古墳の墳丘部が国の史跡に指定された。築造は4世紀ごろから6世紀終わりごろと推定され、群内最大の古墳は39号墳の現存全長112mで、小丸川流域の古墳では最大の前方後円墳である。JR日豊本線高鍋駅から車で約10分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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